スノーボードのオフトレとは?
みなさん、オフトレを行なう意味それ即ち『怪我をしにくい体を作る』『冬に備えてスキルアップをする』という事です。しっかりと体作りさえすれば、シーズン初めに体慣らしで行ったものの痛い思いをする事が無くなります。
スノーボードにオフトレ施設がある事はご存知ですか?季節を気にせず主に、ジャンプ、ジブ、ターン練習を行う場所があり、オフシーズンでもスノーボードが楽しめる施設を紹介していきたいと思います。
オフトレの種類
マットジャンプ
オフトレーニングの中では1番安全にジャンプ、ジブの練習ができる環境だと思います。こちらの施設では、アプローチにエッジグリップを感じることの出来る人工芝がコース上に引いてあり、雪とは違う乗り味ですが、それに近い感覚でアプローチ練習ができます。細かな微調整が雪より難しいので逆にものすごく練習になります。着地地点にはエアーが入ったマットが引いてあるので、怪我をしにくい施設になっています。屋外施設になるので夏は少し暑いですが、常にコース上には水が流れていますので、冷たく気持ちいです。時間のポイントとしては夕方ぐらいから日が沈むのでそのタイミングでもいいと思いますが、虫がライトに寄ってくるので嫌いな人は、やめておきましょう。
ウォータージャンプ
その名の通り、着水する施設になっています。メインは、ジャンプ練習に最適ですが、エアーマットと違い水が着地地点になるので、少し痛いです。Rが少しキツい場所もあるのでRが好きな人にはオススメです。格好は、ハーフパンツにTシャツでライフジャケットなどを着て少し動きずらかったりするかもしれません。ですが、夏はとても水が冷たいのでとても気持ちいです。ボードをダリングせずに使えるので、わざわざ新しく買わなくても大丈夫です。少し怖いと思う点は、ビタ着地をした時に水の抵抗があるので気をつけた方がいいと思います。
屋内ゲレンデ
屋内ゲレンデでは人工雪を使用しているので、1番雪に近い環境で練習ができると思います。格好はウェア、パーカーなどで普段と変わらないと思いますが、場所によっては汚れてしまう場所もあるので気をつけましょう。ターン、ジャンプ、ジブ、ハーフパイプを全て練習出来る場所もあるので、いろんな事にチャレンジが出来るのでいいと思います。ですが、本物の雪と違い雪面はアイスバーンの上に人工雪を乗せている形になるのでしっかりエッジグリップやラインどりをしないと痛い思いをするかも知れません。ですので、室内ゲレンデでは、ある程度のエッジ感覚が分かる人や、最終段階の確認練習などがオススメです。
サマーゲレンデ
こちらの施設では主にカービングターン、ジブなどをメインで練習する人にはオススメです。スノーマットという特砂マットを引いているのでしかりターンができるので、荷重、抜重、ローテーションを感じる事できると思います。ジブでは、ハイクアップで何回もトライできるので上達は間違い無いと思います。格好はハーフパンツ、Tシャツですが他と違い少し暑い環境になるのでこまめに休憩を取る様にしましょう。
おすすめオフトレ施設はここだ!
TOKYO SKI & SNOWBOARD GYM
としまえん遊園地の中にあり、一般からアスリートの人達が利用しています。施設としては、3Dターンモーションシステムというターン時のGなどを体験できる機材があり自分のポジショニングも確認できます。トレーニングジムでしっかりと体から作る事も可能です。実際に斜面で傾けた時の状態を体験できたり、ミニランプでしっかりRを感じる事もできます。自分が滑っている動画を一緒にみる事によりアドバイスをもらう事ができるので、より上達が早くなると思います。
カムイみさか
こちらの施設では夏の季節でもハーフパイプが楽しめる場所になっています。人工雪を使用しており、とても綺麗に整備されているので、練習しやすいです。初心者〜上級者が利用しており、ガッツリ飛ぶも良し、初心のRでのターン練習でも遊べます。格好は春スキー感覚の格好で割とラフでも大丈夫です。ポイントとしては、午後になると壁が崩れていきてしまうので、1stから利用した方が整ったパイプが滑れますのでオススメです。
埼玉クエスト
こちらの施設は、エアマット、ジブが練習できる施設になっています。特にオススメポイントはアプローチのブラシが特殊で、先端が丸みを帯びているのでエッジが非常に噛みやすいです。エッジ感覚を味わいたい人にはとてもいい施設だともいます。更にジブゾーンも別であるので、ハイクアップで上達で来ます。ですがマットを傷つけないたまにエッジを全ダリングしていますので、一本犠牲になります。
おわりに
みなさん、是非一度は行ってみください!!私も最初に基礎中の基礎オーリーを身に付けられたのもオフトレ施設のおかげです。怪我せず無事に雪山でも実践がする事が出来ました。オフトレをして迫る冬に備えましょう!