今や時代を代表するアーティスト「Ed sheeran」
アコースティックギターを駆使し、印象的なメロディを奏でる「Ed sheeran」
彼の特徴は、タトゥーを多く施し鍛えられた体とは裏腹に、熊のような無邪気な顔、甘いボイスで奏でられる極上のメロディーにあります。
そして今ではグラミー賞4回受賞、曲を出せばランキング1位に躍り出る。なんとも華やかなイメージがありますが、そんな彼も、初めから今ほどの人気と知名度を持っていたわけではありませんでした。(特に日本では)
そこで今回は、あまり聞いたことのない人もいるかもしれない一枚目のアルバム「+(プラス)」に絞っておすすめ曲5選を紹介していきたいと思います!
今とは違ったエドシーランらしさが満載ですので最期までぜひお付き合いを!
1."The A Team"
この曲は、一枚目のアルバム「+」に入っているEd sheeranのファーストシングルであり、最初のヒット曲。
最初のころのエドシーランらしく、音が少なめでとてもアコースティックな曲になっています。
ゆったりとしたメロディで、少しリラックスするような安心感がありますよね。
でも歌詞を見てもらうとわかるんですが、本当はかなり苦しい歌詞。
そもそも題名となっている「A Team」とは、ドラックのことを指します。
主人公は娼婦の女性。
その彼女が毎日何のために生きているのか分からず、その生きる目的を「薬」に見出す話です。
その日生きのびるためには、男に体を売るしか道がなかった。信じられないようで、実際にあったなんとも辛すぎる現実。
というのも、Ed sheeran本人がホームレスのシェルターに行った際、
そこで暮らしていた実際の女性の話をもとにしているからです。
曲調からはあまり想像できないシリアスな内容ですが、Ed sheeranを聞く上で欠かせない、またEd sheeranについて理解するためには一番といってもいいほど重要な曲なのでぜひ詳しく聞いてみてください!
2. "You Need Me, I Don't Need You"
この曲はEd sheeranの二枚目のシングルです。
そして、Ed sheeran の曲はかなりヒップホップの流れがあるのですが、一枚目のアルバムの中では個人的に最もその傾向が濃いかなと思います。
この曲はインディーズ時代の2009年にEP版としてエドがリリースしていた曲が元になっています。
その曲に重低音を強調させて取り直したのがこの曲です。
この曲の歌詞そしてPVは、Ed sheeranの過去が詰まった作品になっています。
16歳の時に家を出てロンドンでアパート暮らしを始めるも、ライブハウスに入り浸りでその家も引き払ってしまいます。
そのあと友達の家やライブの客に家を泊まりわたる生活を始めました。なんともすごい。
その時寝床に使っていたソファがPVに出てくるソファなんですよ。
彼自身の過去をもっと調べこんでから聞いてみるとさらに曲に重みが増すと思われます。
3. "U. N. I"
この”U.N.I”個人的という曲は、個人的に最も切ないと感じる歌です。
曲はバラード調で、ゆったりとした雨でも降ってそうな日に聞きたい曲になっています。
この歌の歌詞は、Ed sheeranの過去を歌ったものです。
内容としてはエドは歌の道へ、そして彼女は大学進学へ、二人の違う進路によって二人の間の距離が離れてしまいます。
この大学進学ということをきっかけに二人は別れてしまうのですが、エドはこのことを忘れられません。
個人的には頑張って前に進もうとしてるけど...という感じに聞こえました。
このような経験がある人も中にはいると思います。曲調が暗くないだけに、このコントラストがなんとも言えない曲です。
4. "Lego House"
見てもらったら一瞬で気づくと思うのですが、
PV内でEd Sheeran役を演じているのはハリーポッターでロン役を演じているロバート・グリント!
似てるっちゃ似てる?どう思う?
優しいメロディに加え、話しかけてくるような歌い方。けれどまたもやどんでん返し。
歌詞の内容としては、なんとも切なくて甘いラブソング。
恋が上手ではない主人公がまたやり直したいといった歌詞で、恋人との思い出や様々な出来事を積み重ねていく様を「レゴ」と表現しています。
意味が分かるとなんとロマンティック。すっごい。
面白いのはPVで、Ed sheeranの恰好をするロバートが、ベンチでLogohouseの歌詞を書いたり日常を過ごしていきます。
そんななかクライマックスでやってくるのがライブのステージ!なんとも緊張感がたまりません。
しかし.....
彼は一瞬でステージから引き下ろされてしまいます。
なぜか。
それはロバートがただのEd sheeranの真似をしているだけのストーカーだったからです!!!
好きすぎるが故のなんとか。愛にできないことはない。気持ち悪いけどなんか切ない。ハリーポッターのロンも少しダサい部分もあるキャラクターだったのでこういう運命なんですかね。
ぜひPVと合わせて最後まで聞いてみてください。
5. Gold Rush
最期の曲は、デラックス版にボーナストラックとして入っていた曲の一曲です。
このアルバムには珍しく明るい曲調になっています。心地よいアコギの音がなんとも癒してくれます。
歌詞としては、歌ばっかりに集中してきて、愛情を伝えるのが下手な主人公の話。
エドシーラン本人のことかな
最期に・・・
ここまでいかがだったでしょうか。
今回は5曲を選んで紹介してみましたが、このほかの曲も全部好きです。個人的に彼のアルバムの中
で一番聞いたのも好きなのもこのアルバムです。
現在の元気が出るような曲調とは少し違うかもしれませんが、また違った魅力に気づいてもらえると幸いです。
これからも洋楽、邦楽問わず様々なジャンルの曲、アーティストを紹介していきますのでよろしくお願いします!